※本記事は「志×芯」シリーズ(全5回)の4回目です。
1回目はこちら👇
【志は未来、芯は根っこ。ズレない志望理由の考え方】
https://educational-enhancement.com/20251031-kokoro1/
2回目はこちら👇
【芯が弱いと“浅く”見える。価値観の掘り方3ステップ】
https://educational-enhancement.com/20251101-kokoro2/
3回目はこちら👇
【志が“フワッ”とする原因。社会とのつながり方のコツ】
https://educational-enhancement.com/20251106-kokoro3/
志望理由書でよく言われるのが、
「話が飛んでいる」
「つながりが弱い」
「結局なぜか伝わらない」
これは、構造がないことが原因です。
文章力の差ではなく、
設計図のある/なし の違いです。
■ 志望理由書に必要な“4段構造”
志望理由書は、下の4つの流れがあると強くなります👇
①価値観(芯)
↓
②経験(根拠)
↓
③社会の課題(接点)
↓
④未来の志(方向)
この順番で書くことで、“必然性”が生まれます。
■ ひとつでも抜けると弱く見える
✗価値観がない
→ “なんとなく”に見える
✗経験がない
→ 根拠が弱い
✗社会の課題がない
→ 自己満足に見える
✗未来(志)がない
→ 方向性が不明
4つの線がそろって、初めて“説得力”が生まれます。
■ なぜ順番が大切なのか?
順番は 読み手の理解順 だからです。
読み手(選考者)は、
- なぜそう考える?(価値観)
- それがどこから?(経験)
- 今なぜ必要?(社会性)
- だからどこへ向かう?(志)
この順番でしか納得できません。
■ 4段構造のテンプレ(保存推奨📌)
私は◯◯という価値観を大切にしています。(芯)
それは、◯◯という経験で強く感じました。(経験)
現在、◯◯で課題が生まれています。(社会)
そこで私は、◯◯を実現したいと考えています。(志)
これだけで、文章が“飛ばなく”なります。
■ 例:構造の威力が分かるサンプル
✗「大学で○○を学びたいです。」
→ 方向だけ。軽い。
◎
- 心を動かした瞬間(価値観)
- その背景となった経験
- 今の社会課題
- そこで果たしたい役割
→ 読み手が「なるほど」と納得します。
■ 今日できるチェック
✅価値観が冒頭にあるか?
✅根拠(経験)が書いてあるか?
✅社会の課題が入っているか?
✅未来への方向が明確か?
1つ欠けただけで“飛び”が起きます。
■ 「普通で終わりそう…」と思ったら
大丈夫。
構造は努力ではなく、設計で変えられます。
ただし、ひとりで整理するのは難しい部分でもあります。
✅ここからは、ひとりで悩まないでください。
✔ あなたの価値観(芯)の抽出
✔ 経験の“根拠”の整理
✔ 社会との接点の設計
✔ 志へ自然につながる文章ライン作り
これを伴走しながら整理すると、
文章は一気に読み手へ届きます。
🌱「普通で終わりそう…」と思ったら、
早めにご相談ください。
書けば書くほど“話が飛ぶ”前に、
4段構造で言葉を整えましょう。
まずは方向性の診断だけでもOK👇
👉(お問い合わせリンク)


<前回>
志が“フワッ”とする原因。社会とのつながり方のコツ
https://educational-enhancement.com/20251106-kokoro3/
<次回(予定)>
揺さぶられても折れない。“芯”の話し方(面接)
※全5回シリーズ。保存推奨📌



