こんにちは、高校生のみなさん!
学校の「探究学習」で、「テーマは決まったけど、次に何をすればいいか分からない…」と手が止まっていませんか?
探究活動をサクッと成功させるための超重要なカギ、それが「リサーチクエスチョン(問いの設定)」です。
「なんか難しそう…」と思った人も大丈夫!この記事では、最高の「問い」を作って宿題をあっという間に終わらせるコツを、どこよりも分かりやすく解説します!
なぜ「問い」を作るのがそんなに大事なの?
実は、大学生でもこの「問いの大切さ」を知らない人がたくさんいます。ただ漠然とテーマを選んで、ネットの情報をコピペして文字数を埋める……これだと、途中で「結局、自分は何が言いたいんだっけ?」と迷子になってしまいます。
一方、アメリカの大学では、この「問い(リサーチクエスチョン)作り」だけに何週間もかける授業があるほど重要視されています。
「最高の問いができれば、探究の8割は成功したも同然!」なんです。
1. リサーチクエスチョンってなに?
一言でいうと、「この探究活動で、最終的に明らかにしたい疑問(ゴール)」のことです。
これがあると、以下のメリットがあります。
- 迷子にならない: 次に何を調べればいいかがハッキリする!
- ムダな作業が減る: 必要なデータだけを狙い撃ちで集められる!
- 結論がスッキリ書ける: 最後にその「問い」に対する答えを書くだけでレポートが完成する!
2. 良いリサーチクエスチョン「3つの条件」
高校生の探究で合格点がもらえる問いには、共通する3つのルールがあります。
- とにかく具体的であること
「〇〇について調べる」ではなく、「〇〇は△△にどんな影響があるか?」まで絞り込みます。 - 自分なりの視点があること
ネットで検索して1秒で答えが出るものではなく、「自分はどう思うか」を分析できる問いにします。(誰も知らない大発見である必要はありません!) - データや資料で確かめられること
アンケートやインタビュー、ネットの統計データを使って、ちゃんと答えを導き出せるものにします。
3. 【実践】テーマを「問い」に変える4ステップ
🔷ステップ1:まずは興味のあるテーマを置く
例として、みなさんに身近な「スマホの使用と学習効率の関係」をテーマにしてみます。
🔷ステップ2:テーマを「疑問文」に変えてみる
ここがスタートです!
- ✕ テーマ:スマホの使用と学習効率の関係
- ◯ 問い:「スマホの使用時間は、高校生の学習効率にどのような影響を与えるか?」
🔷ステップ3:もっと具体的にして「良い問い」に育てる
あいまいな表現をなくして、シャープにしていきます。
| ✕ もったいないNG例(あいまい) | ◯ 合格ラインのOK例(具体的) |
|---|---|
| 「スマホは勉強に悪影響?」(ざっくりしすぎ) | 「スマホを1日3時間以上使う高校生は、使わない高校生と比べてテストの点数に違いが出るか?」(データが取れる!) |
🔷ステップ4:「なぜ?」や比較でさらに深掘り
問いをさらに深める3つのコツ
ステップ3までで「合格ライン」ですが、ここからさらに上の「クラスで一番面白いレポート」にするための3つのスパイスを紹介します。
- 「なぜ?」を繰り返して裏に潜む原因を探る
「スマホをみんな使っている」で終わらせず、「なぜ勉強中だと分かって触っちゃうのか?」「通知の音がトリガーなのか?」と、原因をどんどん掘り下げてみましょう。 - 「比較」や「因果関係(原因と結果)」を意識する
「〇〇のグループ」と「✕✕のグループ」で何が違うのかを比べたり、「AをやるとBという結果になる」という関係性が見える問いにすると、レポートの説得力が跳ね上がります。 - 「これ、どうやってデータ集める?」を常に考える
どんなにカッコいい問いを作っても、データが取れなければゲームオーバーです。「クラスの友達30人にアンケートできるか?」「ネットで信頼できる統計が見つかるか?」を、あらかじめ想像しておきましょう。
【実例公開】テーマを劇的に広げる「英語学習」の具体例
では、ここまでのテクニックを使って、実際にテーマを最高の「問い」に進化させるプロセスを覗いてみましょう。
- ✕ 元のテーマ:「日本の高校生の英語力はなぜ低いのか?」(これだと広すぎて、どこから手をつけていいか分かりません)
このテーマを、アプローチを変えて切り取ってみます。
◯ OKパターン1:【比較】で攻める!
「英語スピーキングが得意な高校生と、苦手な高校生では、普段の学習法にどんな違いがあるのか?
EE研究所からのワンポイント解説:ターゲットを「スピーキング」に絞り、得意・苦手な人で「比較」する見事な問いです。これならクラスメートにアンケートやインタビューをして、生のデータを簡単に集められますね。
◯ OKパターン2:【因果関係】で攻める!
「学校の英語の授業スタイル(文法中心 vs 会話中心)は、生徒の英語力向上に影響しているのか?」
EE研究所からのワンポイント解説:授業のやり方という「原因」が、英語力という「結果」にどう繋がっているかを探る知的な問いです。過去の統計データや論文を読み比べて分析するのにもピッタリです。
✕ もったいないNGパターン:調べたら1秒で終わる問い
「日本の高校生の英語スピーキング力は、他国と比べてどれくらい低いの?」
EE研究所からのワンポイント解説:一見良さそうですが、「〇点低いです」という事実が分かった瞬間、そこで探究が終わってしまいます。単なる事実確認の問いは、その後に「じゃあ、なんで低いの?」という最初の疑問に逆戻りしてしまうため、リサーチクエスチョンとしては不向きです。
NGクエスチョンを「最強の問い」に大改造する魔法
もし、さっきのNG例(他国との比較)をベースに、もっと深い探究をしたいなら、以下の4つのパーツを細かく決めていきましょう。
- 比べる国は? ➔ アジア圏?それともヨーロッパ?
- 測定する基準は? ➔ CEFR(セファール)の基準?それともTOEFL iBTやIELTS(アイエルツ)のスコア?
- スピーキングのどこを見る? ➔ 発音?流暢さ(ペラペラ感)?それとも語彙力?
- どんなシチュエーション? ➔ 日常の雑談?それとも学校のプレゼン?
これらを合わせて、EE研究所が手直しした【超・完全版リサーチクエスチョン】がこちらです!
【お手本】
「日本と韓国の高校生を比較した場合、学校の授業以外での『英語スピーキングの練習時間』にはどれくらいの違いがあるか?また、それが英検やTOEFLなどのスコアにどう影響しているか?」
EE研究所からのワンポイント解説:
「日韓の比較なんて、高校生の自分に調べるのは難しいんじゃ…」と思うかもしれませんが、実はとっても簡単です!
文部科学省の公開データや、ベネッセ教育総合研究所が発表している「日韓の高校生の学習行動比較」などのレポートを使えば、両国の学習時間の違いや英語力の差(TOEFLなどのデータ)がグラフ付きでたくさん見つかります。
こうした「信頼できる公的なデータ」をネットで探して引用するのも、立派な探究学習のスキルのひとつですよ!
4. まとめ:今日からできる最強のコツ
良いリサーチクエスチョンを作る基本は、「具体的にすること」、そして「データや文献で答えられる形にすること」です。
学校の授業でテーマが決まったら、そこで満足せずに「なぜ?」「誰の?」「どうやって比べる?」と問いを1ステップずつ育ててみてください。
信頼できる公的なデータや文献(文部科学省やベネッセの調査など)を上手に使えば、説得力抜群の素晴らしいレポートが必ず書けます。設計図さえしっかり完成すれば、あなたの探究学習はもう成功したも同然です!
EEサイトフロントページから興味あるブログを読んでみてください!

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🎓 【本記事の執筆・監修】
- 代表研究員:元早稲田大学准教授・教育工学博士(米スタンフォード大・オレゴン大修士 / 東工大博士)
- 顧 問:大学名誉教授(コミュニケーション学専門)
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「このままで大丈夫か」を、
一度だけ確認する相談です。
よくあるご相談:
・任意提出資料を出すべきか迷っている
・志望理由書の方向性を整理したい
・探究テーマをどう深めるか考えたい
・面接で何をどう話すか整理したい
まだ具体的でなくても大丈夫です。状況を一緒に整理します。
思考を深めながら次の一歩まで伴走します。
※ 正解を教える相談ではありません
※ 継続前提・無理な勧誘はありません
※ 対応人数には限りがあります
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「総合型選抜を受けたいけれど、自分にはアピールできるような特別な実績も、語れるストーリーもありません……」
そんな風に悩む高校生や保護者の方へ。
大切なのは、ストーリーを上手に作ることではなく、あなたの内側にある小さな「芯」に気づくことです。特別な体験がなくても合格できる理由と、自分らしさの探し方をこちらで語っています。
➔ [ドットとストーリー、志と芯 ]

