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探究には複数の型がある②「答えを確かめる」仮説検証型探究


「答えを確かめる」仮説検証型探究

前回の記事では、

「探究って、仮説と検証が絶対にいるんですか?」

という中学3年生の男の子からの質問をきっかけに、

探究には複数の型がある、という私たちの考え方をご紹介しました。

今回は、多くの学校で採用されている

「仮説検証型探究」

について考えてみたいと思います。

まず最初にお伝えしたいのは、

私たちは仮説検証型探究を否定しているわけではない、ということです。

むしろ、非常に優れた探究の型だと考えています。

例えば、

  • 睡眠時間と学力には関係があるのか
  • スマートフォンの利用時間と集中力には関係があるのか
  • 朝食を食べると学習効率は上がるのか

こうしたテーマでは、

まず予想(仮説)を立て、

その後、

  • 実験
  • 観察
  • アンケート
  • データ分析

などを通して、

「本当にそうなのか」

を確かめていきます。

この流れが仮説検証型探究です。

学校の探究活動で仮説検証型が多く見られるのには理由があります。

この型は、

  • 手順が分かりやすい
  • 発表しやすい
  • 成果を示しやすい

という特徴を持っているからです。

例えば、

「仮説 → 調査 → 分析 → 結論」

という流れは、多くの人にとって理解しやすく、指導もしやすい構造です。

また、グラフや表を使って結果を示せるため、探究発表との相性も良いのです。

仮説検証型は、特に理系分野との相性が良い探究の型です。

例えば、

  • 物理
  • 化学
  • 生物
  • 医学
  • 工学

などでは、

「原因と結果の関係」

を明らかにすることが重要になります。

ある条件を変えたら結果はどう変わるのか。

本当に関係があるのか。

そうした問いに答えるために、仮説検証型は非常に強力な方法となります。

仮説検証型探究では、

まず予想を立てます。

そして、

その予想が正しいのかどうかを、

データや調査によって確かめていきます。

つまり、

仮説検証型探究のゴールは、「答えを確かめること」

にあります。

だからこそ、

数値化しやすいテーマや、

原因と結果を調べたいテーマと相性が良いのです。

ここで大切なのは、

仮説検証型が優れた探究の型であることと、

すべての探究が仮説検証型であることは別だ、

ということです。

例えば、

  • なぜ人によって同じ作品の感想が違うのか
  • なぜ文化によって価値観が異なるのか
  • なぜ同じ問題でも立場によって意見が分かれるのか

こうした問いでは、

「正しい答えを証明する」

ことよりも、

その問いを様々な角度から考えることの方が重要になる場合があります。

私たちは、

仮説検証型探究を

「答えを確かめる探究」

と呼んでいます。

一方で、

探究にはもう一つの型があります。

それは、

「一つの問いを多面的に考察する探究」

です。

そこでは、

仮説を証明することよりも、

一つの問いについて、

複数の視点から理解を深めていきます。

次回は、この

「考察型探究」

について考えてみたいと思います。

「このままで大丈夫か」を、
一度だけ確認する相談です。

よくあるご相談:

・任意提出資料を出すべきか迷っている
・志望理由書の方向性を整理したい
・探究テーマをどう深めるか考えたい
・面接で何をどう話すか整理したい

まだ具体的でなくても大丈夫です。状況を一緒に整理します。

思考を深めながら次の一歩まで伴走します。

※ 正解を教える相談ではありません
※ 継続前提・無理な勧誘はありません
※ 対応人数には限りがあります


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