AO入試・推薦入試・総合型選抜につながる「問いの育て方」
超シンプル探究・中学生版
中学の「探究」は、高校や大学と何が違うのか?
中学生に探究なんて、まだ早い?
いいえ。
いちばん大切なのは「中学のとき」です。
中学・高校・大学の「探究」は別物
同じ「探究」という言葉を使っていても、
中学・高校・大学では、やっていることはまったく違います。
まずは、この表を見てください。
| 観点 | 中学の探究 | 高校の探究 | 大学の探究 |
|---|---|---|---|
| 中心 | 気づく | 深める | 新しくする |
| 問い | 素朴な疑問 | 分野に根ざした問い | 学術的な問い |
| 目的 | 世界に関心をもつ | 1つのテーマを掘る | 知識を更新する |
| 失敗 | OK | OK | むしろ重要 |
| 評価 | 取り組み方 | 思考の構造 | 貢献の独自性 |
多くの人が勘違いしていますが、
探究は「レベルが上がる」わけではありません。
問いの性格が変わるのです。
中学の探究の役割は「正解を出すこと」ではない
中学の探究で一番大事なのは、
「あれ?」と思えること
です。
たとえば:
- なんでうちの学校の校則はこうなってるんだろう
- なんでこのお店には外国の人が多いんだろう
- なんでゲームはこんなにやめられないんだろう
これは「テーマ」ではありません。
世界とのひっかかりです。
中学の探究は、
このひっかかりを見つける練習です。
高校の探究は「ひっかかりを、問いに変える」
高校になると、探究は一段変わります。
- なぜ?
- どんな要因が関係している?
- どう比べれば分かる?
中学で見つけた「ひっかかり」を、
調べられる問いに変える段階です。
大学入試(AO入試・推薦入試・総合型選抜)で見られるのは、
ほぼこの高校探究の成熟度です。
大学の探究は「世界の知識を少し動かす」
大学の探究は、さらに別の次元です。
自分の興味ではなく、
この分野では、何がまだ分かっていないのか
から問いをつくります。
中学や高校の探究とは、
役割がまったく違います。
だから、中学の探究でやるべきことはこれ
中学生に必要なのは、
❌ 立派なテーマ
❌ 難しい言葉
❌ 研究っぽいレポート
ではありません。
必要なのは:
「自分は、何にひっかかる人なのか」を言葉にできること
これが、
- 高校の探究
- AO入試・推薦入試・総合型選抜
- 大学での研究
すべての土台になります。
「超シンプル探究・中学生版」が目指すもの
このシリーズでは、
中学生の「なんで?」を、
高校・大学入試につながる探究の種に変える
ことを目指します。
次回は、
「いい問いのタネの見つけ方」から始めます。
Educational Enhancement(EE)
探究・志望理由・面接を
「説明できる形」に整える教育サポート。
「このままで大丈夫か」を、
一度だけ確認する相談です。
※ 正解を教える相談ではありません
※ 継続前提・無理な勧誘はありません




