せっかく日本で万博が開かれているんだから、探究しちゃえ!(第一弾)


~大阪・関西万博をテーマに深掘りする6つの視点~

こんにちは、中高生のみなさん!

今、日本で世界的なイベントが開かれていること、知っていますか?
そう、2025年大阪・関西万博です。

もう現地に行った人もいるかもしれませんし、これから行く予定の人、バーチャルでの参加を考えている人もいるでしょう。実はこの万博、ただの“お祭りイベント”ではありません。未来の社会やテクノロジー、国際交流、環境問題など、いろんな探究のヒントが詰まっているんです。

今回は、そんな大阪万博を探究テーマとして深掘りするための「6つの視点」と「リサーチクエスチョン(問い)」を紹介します。
自分の興味に合った切り口を見つけて、ぜひ探究してみてください!

① なぜ今、大阪で万博?

大阪で万博が開催されるのは1970年につづき、2回目です。
なぜまた大阪なのか?どうしてこのタイミングなのか?
そこには日本が世界に向けて伝えたいメッセージがあります。

💡問いの例:
・2025年の大阪万博は、なぜ今このタイミングで開かれているのか?
・過去の万博と比べて、今回の万博にはどんな意味があるのか?

② 万博のテーマって、SDGsと関係ある?

大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。
なんだか難しそうだけど、これは医療や福祉、AIやテクノロジー、そしてSDGs(持続可能な開発目標)とも深くつながっています。

💡問いの例:
・大阪万博のテーマはどのようにSDGsと関連しているのか?
・“いのちが輝く未来社会”とは、どんな社会のこと?

③ 地域にどんな影響を与えているの?

会場となっている「夢洲(ゆめしま)」では大規模な開発が行われています。
万博が終わったあとも、その地域に何が残るのか。交通や観光への影響は?
こうした視点も探究にぴったりです。

💡問いの例:
・万博開催によって大阪の地域や経済にはどんな変化が起きているか?
・夢洲の開発は持続可能なまちづくりと言えるのか?

④ 環境にやさしい万博って本当?

大阪万博は「サステナブル(持続可能)」な万博を目指していて、カーボンニュートラル(CO₂排出ゼロ)やごみゼロ、リサイクルなどの取り組みがされています。
でも、それって本当に実現できているのでしょうか?

💡問いの例:
・大阪万博はどのように環境に配慮した工夫をしているのか?
・“サステナブル万博”はどこまで本物なのか?

⑤ 世界とのつながりを体感できる場所?

万博には150以上の国や地域が参加しています。
それぞれのパビリオンでは、その国の文化や技術、未来への考え方を紹介していて、まさに国際交流の場になっています。

💡問いの例:
・万博は国際交流の場としてどのように機能しているのか?
・日本は万博を通じて世界にどんなメッセージを伝えようとしているのか?

⑥ 未来技術が見られるチャンス!

空飛ぶクルマ、AI、次世代医療、バーチャルパビリオンなど、未来の技術が実際に体験できるのが万博の魅力のひとつ。
今の技術で未来はどう変わるのか、自分の目で見て、感じて、考えてみましょう。

💡問いの例:
・大阪万博ではどんな未来技術が紹介されているのか?
・万博は本当に“未来社会の実験場”になっているのか?

まとめ:気になったら、まずは一歩ふみ出そう!

今回紹介した6つの視点は、どれも探究の入り口です。
「ちょっと気になる」「これ、自分でも調べてみたい」と思ったら、ぜひ自分の問いを立ててみてください。

実際に会場に行く人も、行けない人も、ニュースを見たり、バーチャル万博をのぞいたり、SNSで発信している人の声を集めたりするだけでも、立派な探究の第一歩です。

せっかく日本で開催されている万博だからこそ、
“なんとなく眺める”だけで終わらせるのはもったいない!

大阪万博をきっかけに、未来の社会と自分の興味をつなげてみましょう。
あなたの問いが、きっと新しい視点を見つける力になります。


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