※本記事は「志×芯」シリーズ(全5回)の3回目です。
1回目はこちら👇
【志は未来、芯は根っこ。ズレない志望理由の考え方】
https://educational-enhancement.com/20251031-kokoro1/
2回目はこちら👇
【芯が弱いと“浅く”見える。価値観の掘り方3ステップ】
https://educational-enhancement.com/20251101-kokoro2/
志望理由書や面接で、よく聞こえてくる悩みがあります。
「志がフワフワしてしまう…」
「深みがないと言われる…」
「抽象的だと言われた…」
実はこの原因、ひとつです。
“社会との接点” が弱い。
志は、自分の気持ちだけでは“自己満足”になり、
周りの人から見ると、曖昧な目標に見えてしまいます。
■ 志が“フワッ”と見える3つの特徴
✅「将来○○したい」だけで終わる
✅自分の価値観だけで閉じている
✅社会の課題や状況が出てこない
これは、「なぜ今それが必要なのか?」が伝わりません。
■ 志には“外の視点”が必要
志が強く見えるとき、必ず存在するのが、
社会的背景(現実の課題)
現場の困りごと
自分以外の価値
つまり、誰かのためです。
■ 志が強くなる3つの接点
①【課題】世の中で何が問題になっている?
ニュース、調査、身の回りの困りごと。
②【当事者】誰が困っている?
小学生?高齢者?地域?企業?
③【価値】何が解決されると良い?
生活改善、安心、安全、機会平等…
ここに触れるだけで、志は一気に“重く”なります。
■ “自分→社会” の線を描く例
✗「スポーツが好きだからスポーツに関わりたい」
→ 自己紹介
◎「地域に運動機会が少なく、若者の交流が減っている。そこを改善したい」
→ 社会価値
これが、“志”の説得力。
■ 芯(価値観)→ 社会 の流れ
前回までの流れも踏まえると、
価値観(芯)
↓
なぜそう思うか(根拠)
↓
社会の課題(現実)
↓
志(方向性)
選考者が納得する“必然性”が生まれます。
■ 今日できるチェック
✅ 社会の課題を3つ書く
✅ 困っている当事者を想像する
✅ その人たちが喜ぶ未来を書いてみる
この“外向き視点”が、志をシャキッとさせます。
■ 「普通で終わりそう…」と思ったら
大丈夫。
あなたの志は、誰かの価値のために形を持ち始めます。
ただ、ひとりでつなぐのは難しいポイントでもあります。
✅ここからは、ひとりで悩まないでください。
✔ あなたの価値観(芯)と社会課題の接合点
✔ 志の“必然性”の作り方
✔ 選考者に届く言葉の整理
これらを一緒に設計します。
志が社会とつながると、
文章は“ただの夢”から“計画”に変わります。
🌱「普通で終わりそう…」と思ったら、
早めにご相談ください。
書けば書くほど“フワッ”とする前に、
社会との接点を一緒に固めましょう。
放置するほど差が開きます。
まずは方向性の“診断”だけでもOKです。
まずはこちらまでご相談ください!


<前回>
芯が弱いと“浅く”見える。価値観の掘り方3ステップ
https://educational-enhancement.com/20251101-kokoro2/
<次回(予定)>
話が飛ばない“志望理由書の4段構造”とは?
※全5回シリーズ。保存推奨📌



