AIによって“ダメな志望理由書”がはっきり見えるようになった
AIが文章を整えるようになったことで、逆に大学の審査官はこう言える時代になりました。
「良い志望理由書」と「ダメな志望理由書」が、前よりもずっと判別しやすくなった。
つまり、AIは“文章の本質”を強調する装置になった のです。
1 まず最初に明確になったこと
「ダメな志望理由書」が一瞬でバレる時代になった
AIは文章のクセを一瞬で検知します。
- 一般論ばかり
- 「興味があります」で終わる薄い言葉
- テンプレート同士をつなぎ合わせただけの構成
- AIが好むきれいなフレーズ
- 志望理由なのに“自分が登場していない”
- どの大学にも提出できる量産型文章
- 「実績を盛る」ことで逆にリアリティが消える
これらは、
AI+人間のダブルチェック の組み合わせで“確実にマイナス評価”になります。
AIが“整えすぎる文章”を作れるようになった結果、
逆に 「表面的な文章」や「自分の言葉でない文章」が露出されやすくなった のです。
2 では、何が評価されるようになったのか?
ここにもAI時代の“逆転現象”が起きている
アメリカの大学入試や国内研究データは、次の事実を示しています。
◎高評価の志望理由書に必ずあるもの
- 体験の意味づけが深い
- “価値観の出発点(芯)”が見える
- 感情の揺れや迷いが隠れずに出ている
- 「なぜ自分がその道を選ぶのか」の必然性が明確
- 実績ではなく“姿勢・取り組み方”が伝わる
- 表面ではなく“内側”が書かれている
- 語り口がその人のリズムになっている(AIには再現できない)
→ これらはすべてAIが苦手な領域であり、“人間しか書けない部分”です。
3 AIに任せてよい部分/任せてはいけない部分
AI時代の最適解は「全部AIに任せる」でも「AIを封印する」でもありません。
✔ AIに任せてよい部分(得意領域)
- 文章構造の整理
- 論理の整え
- 誤字脱字チェック
- 言い回しの提案
- 客観的な比較、情報整理
- アイデア出し
AIは“編集者”としては非常に優秀です。
❌ AIに任せてはいけない部分(永久に苦手な領域)
- 心が動いた瞬間
- その体験の“意味”
- 価値観の源泉
- 不安、迷い、揺れ
- 語り手の温度、言葉のクセ
- 「自分がなぜそれを語るのか」という必然性
→ AIはあなたの人生を生きていません。だから価値観の核心は書けない。
これが、AI時代でも変わらない“人間の領域”です。
4 結論:AI時代でも“勝つ”のは
自分の言葉で書ける人。
AIによって文章の品質は底上げされ、文章は“誰でもそれなりに上手く”なりました。
でもその中で、本当の経験・価値観・揺れ・芯を言葉にできる人だけが、確実に抜け出します。
AI時代になって、大学が本当に見たい部分が“より正確に見えるようになった”。
そしてこれは、あなたの本当の良さが伝わりやすい時代になったという意味でもあります。
5 最後に
志望理由書の本質は、“あなたの価値観”と“経験の意味”を丁寧に言語化すること。
でも、自分の良さは自分では気づきにくい。
最後に:迷ったら相談してください
自分の良さは、自分では気づきにくいものです。
だからこそ、一緒に言葉にしていきましょう。
✔ 「AIっぽい」文章になっていないかチェックしたい
✔ 体験をどう“本物の言葉”に変えるか迷っている
✔ 自分らしい声を取り戻したい
✔ 評価者に伝わる“人間味”の出し方を知りたい
これらを一緒に整理していきましょう。
AIが整える時代だからこそ、
**整いすぎない“あなたの言葉”**を見つける時間が大切です。
✔ 診断メニュー(まずは方向性だけでもOK)
- 志望理由書の方向性チェック
- 体験の意味づけ整理
- 価値観(芯)の言語化
- ストーリー構成の診断
- AIとの使い分けアドバイス
まずは方向性チェックだけでもOK👇





