書く・語る・考える。探究力があれば自分の言葉でAI時代を乗りこなせる。

志望理由書も面接も、探究で突破せよ!


🔥なぜ「志」望理由書なのか?“志”という漢字に隠れた本当の意味


推薦入試や総合型選抜の時期になると、
多くの高校生が悩むのが「志望理由書」です。

でも、そもそもこの言葉——
なぜ “志” という漢字がついているのでしょうか?

今回は、その本質に迫ります。

“志”という漢字は、

  • 心(こころ)
  • 之(ゆく/すすむ)

に分解できます。

つまり、

心がどの方向へ向かっているか

を示す言葉です。

よくある誤解👇

❌ “行きたい気持ち”を書く
❌ “興味があります”で終わる
❌ “将来活かせそうだから”でまとめる

でも大学が本当に見たいのは、

✅ あなたの心がどちらを向いているのか
✅ そこに至った背景(出発点)は何か
✅ 誰の価値になるのか(社会性)
✅ その方向に進んだ未来像は何か
✅ なぜ“今”大学で学ぶ必要があるのか

です。

“志”とは、方向性 × 社会性 × 自分ごと

心がどこへ進みたいのかを語るには、
その根っこ(=芯)が必要です。

芯がない志は、

✗ 夢っぽい
✗ 漠然としている
✗ どこでも言える

と見なされます。

志(未来の方向)

芯(価値観の出発点)
×
社会課題(今の理由)
×
未来像(方向性)

これがあると、
「なるほど、その人が進む必然性」が生まれます。

① なぜそう思うようになった?(出発点)

→ 心が動いた“きっかけ”は何か?

② 誰が困っている?(社会性)

→ 自分ごとではなく、他者の価値。

③ その結果、どんな未来になる?(方向)

→ “志”は未来像を伴います。

この3つが揃うと、
志は“深く、強い言葉”に変わります。

・志願書
・志望校
・志望動機

すべてに共通しているのは、

「心の方向性の提示」

という文化的な意味です。

大学が見たいのは、

▶ あなたは心で何を大切にしているのか
▶ その価値観が生まれた背景は何か
▶ 社会にどう接続させたいのか
▶ 進むと何が変わるのか

これらが言語化されたとき、
志は“あなたらしい地図”になります。

紙に3つ書いてみましょう👇

□ 心が動いた“きっかけ”
□ 今、誰が困っている?
□ どんな未来を描きたい?

書くだけで、志の輪郭が浮かびます。

大丈夫。

志は「声量」や「特別体験」ではなく、
言葉の線で強くなります。

ただし、ひとりで整えるのは難しい部分でもあります。

✔ 心が動いた“きっかけ”の整理
✔ 価値観の出発点の抽出
✔ 社会性との接続ライン作り
✔ 未来方向性の言語化

これらを一緒に整理します。

書けば書くほど“フワッ”とする前に、
一度ご相談ください。

まずは方向性の診断だけでもOK👇
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志は、合否のためだけの言葉ではありません。

将来、
あなたが出会う誰かのために。

その心の方向性こそ、
大学が一番見たいものです。

📌この記事は保存推奨。
何度も読み返すと、深みが増します。


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