※本記事は「志×芯」シリーズ(全5回)の2回目です。
1回目はこちら👇
【志は未来、芯は根っこ。ズレない志望理由の考え方】
志望理由書を書いていると、よくこんな悩みを聞きます。
「伝わらない…」
「浅いと言われてしまう…」
「普通っぽくなる…」
その多くの原因は――
“芯(価値観の根っこ)”が弱いからです。
文章の強さは、派手な実績よりも、
価値観が“言葉”として整理されているかで決まります。
■ “芯”とは何か?
芯とは、あなたが大切にしている 考え方(価値観) の根っこ。
- なぜその活動を選んだ?
- 何に心が動いた?
- その経験から何を学んだ?
この理由が言語化できると、文章に一気に重みが生まれます。
■ 芯が弱い文章の特徴
✅ 活動報告で終わる
✅ 性格紹介になってしまう
✅ 「頑張った」「楽しかった」で止まる
これらは、“理由=芯” が見えないため、
選考者は深さを読み取れません。
■ 芯の掘り方3ステップ
①【瞬間】心が動いた「場面」を書く
「活動全体」ではなく、特定の瞬間で考える。
②【理由】なぜ心が動いたのか言葉にする
そこには、あなたの価値観が隠れています。
③【変化】その価値観がどう育ったか書く
だから今、何を大切にしているのか。
この3つで、文章に立体感が生まれます。
■ 例:ただの活動報告が“芯”で変わる
✗「委員会でリーダーを頑張りました」
→ 活動紹介
◎「意見がぶつかったとき、人の背景に理由があると気づいた」
→ 価値観の発見(芯)
選考者が知りたいのは、ここです。
■ 芯があると“志(未来)”につながる
芯はこう見えます👇
価値観(芯)
↓
行動の理由
↓
未来の志(方向)
芯があると、志が“必然”に変わる。
これは浅く見える人との差です。
■ 今日できるチェックリスト
✅ 心が動いた瞬間を3つ書く
✅ その瞬間が大事な理由を書く
✅ 今の志とどうつながるか考える
これだけで、文章の深さが劇的に変わります。
■ 「普通で終わりそう…」と思ったら
大丈夫。
芯は“特別な実績”ではなく、日常の気づきから生まれます。
ただし、自分ひとりで見つけるのは難しいもの。
✅ここからは、ひとりで悩まないでください。
✔ 芯の元になった価値観を一緒に整理
✔ 未来とのつながりを言語化
✔ 説得力のある文章ラインを設計
こうした伴走で、文章は一気に変わります。
🌱「普通で終わりそう…」と思ったら、
早めにご相談ください。
書けば書くほど“薄く”なる前に、
**価値観(芯)**の整理が必要です。
放置するほど差が開きます。
まずは方向性の“診断”だけでもOKです。
まずはこちらまでご相談ください!


<次回(予定)>
志が“フワッ”とする原因。社会とのつながり方のコツ
※全5回シリーズ。保存推奨📌



