「静ごめんさん」と「立て板に水さん」
面接の受験生には、大きく二つのタイプがいます。
一つは 「静ごめんさん」。
沈黙が怖すぎて、相手が話そうとしたタイミングでも「しーん」を避けるために、また自分がしゃべり出してしまうタイプです。
もう一つは 「立て板に水さん」。
流れるようにペラペラ話すけれど、区切りがなく、面接官が入り込む余地を与えないタイプです。
どちらも共通しているのは 「しーーん恐怖症」。
沈黙を「失敗」と勘違いしてしまうのです。
日本の面接で大切な「間」
しかし、日本文化では「沈黙」はマイナスではありません。
むしろ、相手への配慮や誠実さを示す「余白」になります。
- 質問を受けてから答えるまでの間 → 「考えている」誠実さ
- 答えを言い終えた後の間 → 面接官が受け止め、考える時間
- 相手が話し出す直前の間 → 「相手を尊重して待つ」姿勢
この「間」があるからこそ、言葉は相手に届きます。
ラテン文化圏との違い
ラテン文化圏では、相手の話の最中に「そうそう!」「わかる!」と割って入るのが自然。
会話が重なり合うことで、熱意や親しさを示す文化です。だから賑やかで活気を感じます。
でも、ここはラテン文化圏ではありません。
日本は「間」を愛する国。
だからこそ、面接でも「沈黙=失敗」ではなく、「沈黙=思慮深さ」と受け止められます。
面接での実践トレーニング
- ピリオドを話す練習:文章を音読し、一文ごとに区切る
- 3秒ルール:質問を受けたら、3秒黙って考えてから答える
- 録音チェック:自分の答えに「余白」があるかを確認する
研究者のつぶやき:「間を大切に!」と大学の面接ワークショップで説明すると、自分が話し終えると急に「自分の番は終わったぞ、とばかりに真顔で黙り込む学生さん」が結構います。間は「シャッターを閉じる」ということではありません。「つなぎ」なのです。「あなたはどう思う?」と会話を楽しんでいる雰囲気(ふりでもOK)、もしくは、「えー、うーん」など「楽しく(もしくは真剣に)考えていますよ」という雰囲気を醸し出すことが肝です。
まとめ
「静ごめんさん」も「立て板に水さん」も、沈黙を恐れるあまり逆効果になってしまいます。
しかし、日本の面接においては「間」こそが相手に信頼感を与えるポイント。
👉 面接で大切なのは、沈黙を恐れず、“間を味方にすること”。
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