アメリカ人のシャワー、早すぎませんか?
大人の女性も、子どもたちも、みんな一人5分でシャワーを浴びて着替えて出てくる。しかも、それが“当たり前”。サマーキャンプの朝はとにかく忙しい。次の活動に間に合わせるため、5分のシャワータイムがきっちり割り当てられていた。
私はというと……。頑張ってみたけれど、無理でした。
ある朝、私はついに5分オーバー。朝のフラッグセレモニー(朝礼)に間に合わず、他の遅刻カウンセラーと一緒に「罰ゲーム」に舞台に立つことになったのです。
その罰ゲームとは──
歯磨きリレー。
5人で、同じ歯ブラシ・同じコップ・同じ水を使って、順番に歯を磨く。
私は、真ん中の3番手。
今思い出してもなかなかに強烈な文化体験でした。衛生面とかツッコミどころは山ほどあるけれど、当時は笑って受け入れるしかない。笑いながら、ちょっとだけ震えてました。
異文化のルールは、最初は戸惑う。でも、そこから生まれる「記憶に残る体験」が、異文化理解のはじまりかもしれません。
🔗この体験が、私たちの教育サービスにつながっています
このアメリカでのサマーキャンプ体験は、「違いを面白がる心」や「異文化に戸惑いながらも飛び込んでみる姿勢」の大切さを、強く印象づけるものでした。
私たちEducational Enhancementは、総合型選抜や探究学習に取り組む高校生たちに向けて、
語れる経験・自分なりの問い・多様性に向き合う力を育むサポートを行っています。
特別な体験じゃなくても構いません。
でも、自分の言葉で語れる物語や視点を持つことは、これからの時代を生きるうえで大きな強みになります。
▶ 詳しくはこちら:Educational Enhancement サービス紹介ページへ
(※この記事は「異文化&留学体験シリーズ」として不定期に更新しています)